父の発言に絶句している私たちをよそに、父は続けました。

『前に言った条件、覚えてるか?

結婚することには賛成も反対もしない。

でも結婚する前に、その内容を守るっていう誓約書を出してくれ。

華奈姉たちにも出してもらうつもりだ。』
 
 
  
  

父の出した結婚条件でも書きましたが、

父は私たちに2つの条件を出していました。

そのことを守るという誓約書を用意しろと、要求してきたのです。

この時、私は心の奥で思っていました。

『誓約書を書かないと言ったら、父は結婚に反対するのだろうか。

父は姉夫婦と平等だと主張しているけれど、私たちは書いたところで賛成されるわけでも何でもない。

この状況で姉妹平等なんてありえないし、平等にしようとしていることは父が罪悪感から逃れたいがための自己満足なのではないか。

父が私をとんでもない娘だと思っていることもわかった。

それなのに、父の出した条件を呑む必要は本当にあるんだろうか…』
 
 
 
 

私とマメさんは、実はこの誓約書に関しては、その後少し揉めました😥

マメさんはその内容については受け入れてくれていたのですが、

圧倒的に私に有利な内容を求められていましたので…

誓約書を書くことでその後何十年もの夫婦生活をそれに縛られるのが本当に良いのかという点で、

衝突もありましたし、何度も話し合いを重ねました。

結果的に、私たちはマメさんのご両親に会ってもらう際、『その場に誓約書を受け取りに行く』と言われました。

マメさんのご両親にも内容に同意していただくことができたため、私たちは誓約書は用意しましたが、

『条件は呑むが、2人の収入の使い道はあくまでも夫婦間での話し合いに基づいて決めるものとし、父が介入する隙はない』

ことを明記しました。

つまり、華奈の収入は華奈個人のものではなく夫婦のものとして管理するということを記載しました。

父の反感を買わずに私たちの結婚後の生活を守るための苦肉の策でした。

 
 
  
  

今も私たちは約束通り、マメさんの収入に生活費が収まる生活レベルを保っています。

私の収入は全て貯蓄に回していますが、

車や家などの大きな買い物をする時や、老後の資金など、2人のために使う予定です。
 
 
 
 

こうして、父とマメさんの初対面は想像を超える展開で終わりました😳

最後はお酒も交えて少し父とマメさんが話す場面もありましたが、

私はこの日の父の目的は誓約書だったのだなと感じました。

マメさんとこの日のことを振り返ってみると、

『華奈への批判が大半で、マメさんとはほとんど内容のある話をしていなかった』

というのが私たちの共通の見解で、

私の相手に会ってその人柄を見極めようとか、そういう意思は感じられなかったのです。

父にとって、マメさんがどういう人柄の人なのかということはあまり重要ではないのか、とさえ思えるような内容でした。
 
 
 
 

でも、マメさんが父に会うことができ、私たちが半年後に結婚したいという意思を直接伝えることができたことは大きな変化でした。

そして、

『半年後に入籍を考えているので、それまでにマメさんのご両親にも会ってもらいたい』

と伝えたところ、

『考えておく』

と、前向き(?)な返答ももらうことができました。
 
 
 
 

そして父は最後に、

『できれば、祝福される結婚の方が良いに決まっているからなぁ…』

と、つぶやきました。

その言葉には、母と私たちとの間で板挟みになった、父の苦悩が詰まっていました。



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