ここまであまり触れてきませんでしたが、
まだ会ったことも話したこともない母に結婚を大反対されてしまった時、
マメさんが、どう感じていたのかを書いていきます。
マメさんは母と会ったことはありませんでしたので、もちろん、誠意を持って話をすれば話が通じる相手だと思っていました。
母が厳しいことや、私と母の関係が良くないこと、母に会うだけでも苦痛を感じることは元々話していました。
マメさんは、
『俺はカナのお母さんの人柄が分からないから、どういう意見を持っていらっしゃるのか、俺にも教えてほしい』
と言ってくれていて、
私はよせばいいのに両親の意見を逐一マメさんに報告していました。
はじめに母が関連会社の事業について拒否をした際、
マメさんは『お母さんが心配するのは最もだと思う。自分の口で話をしたいから、直接会ってもらえないか伺って欲しい』
と言っていましたが、私自身ですら母に会うことは叶わず、実現しませんでした。
マメさんは、関連会社が業績不振を出した問題について、
『自分自身もこの問題が起きた時、元々キャリアアップのための転職を考えていたこともあって、転職しようか迷う気持ちがあった。
 
結婚相談所ではその1年前くらいから活動していて、その問題が自分に直接影響するほどの内容ではなかったから、続けて活動していた。
 
お母さんの心配は最もではあるけれど、
 
転職にはリスクがつきものだし、関連会社の問題は一時的なものだから、結婚を真剣に考えるからこそ、今は我慢の時期ではないかと思ってる』
と言っていました。
私は、自分でも本当にひどいと思うのですが、
『マメさんさえ転職する気になってくれればいいのに』
と思っていた時期がありました。
結果的には、私の母はマメさんが今後どうしようと、それをちゃんと見てくれるような相手ではなかったのですが、
他に私たちが一緒になれる可能性が見出せなかったのです。
多くの仕事に一生懸命な方々は、自分の仕事に対して見ず知らずの人から批判されたら、怒りの感情が湧くと思います。
私自身もそうです。
でも、マメさんは母からどんなにひどいことを言われても、常に冷静でした。
『どうやったら、カナのお母さんに分かってもらえるのかを考えよう。
 
どうやったら、会ってもらうことができるんだろう。
 
お父さんにだけでも、会うことはできないだろうか。』
感情的になることなく、真剣に考えてくれました。
その姿を見て、私の中で『マメさんを手放したくない』という気持ちが段々と大きくなっていきました。
私が当時最も恐れていたことは、
自分の親があまりに強烈であることに気がついて、
マメさんが私から離れていってしまうことでした。
私の友人でも、親の猛烈な反対にあって破談したケースは、いくつも聞いたことがありました。
でも、マメさんは、
『俺が結婚したいのはカナであって、お母さんじゃない。
 
ご両親がどういう方なのかはもちろん大事だけれど、
 
その100倍くらい、俺とカナが良い関係であるかどうかの方が大事だよ。
 
どうやって説得するかは考えているけど、反対を理由にカナと別れるという選択肢は今のところない。』
と言ってくれていました。