初デートでピクニックをした公園で、マメさんと再会しました。

これから話し合うことは全く明るい内容ではなかったのですが、青空の下で2人並んで座ると、それだけで安心しました。
『先に、私から話したいことがある。
 
今まで誰にも話したことがない、本当は知られたくないことだけど、
 
私と母の関係にも関わることだから聞いてほしい。
 
私に失望したら、それきり私とのことは終わりにしてもらって構わない。』
私は、17年前の出来事を話し始めました。
私の話を聞き終わったマメさんは、言いました。
『なんだ、そんなことか。
 
子どもによくありそうなことじゃない。
 
俺にとっては、そんなの大した問題じゃないよ。
 
そのことを、17年もの間誰にも話せず抱えていたの?』
思ってもいなかった反応に、私は驚きました。
てっきり、マメさんは私の話を聞いて、そんな人だと思わなかったと、失望すると思っていました。
簡単に言うと、『友人の気を引きたくて嘘をついた』のです。
私はずっとその時の罪悪感で、『母が私を愛せないのは、私があんなことをしたからだ』と思い続けていました。
『俺は、今の話を聞いても、何も気持ちは変わらないよ。
 
これからもカナとずっと一緒にいたい。
 
ただ、不安に思っていることもある。
 
また付き合い始めたとして、今後カナのお母さんやお姉さんと会うことができたとしたら、
 
不誠実だとずっと言われたり、会社のことをずーっと否定される可能性が高い。
 
俺にとっては、会社が倒産することよりも、自分を否定し続ける家族とずっと付き合うことになることの方が不安を感じてる。』
マメさんの、正直な気持ちでした。
『カナはどう思う?
 
お母さんのことは、カナの方がよく知ってる。
 
今後、お母さんを説得して考えを変えることはできると思う?』
『それは、難しい。
 
マメさんが不安に思ってるようなことは、現実にあり得る。
 
やはり、私たちは終わりにした方がいいんだと思う。』
私は、不安に思っているマメさんに私たち家族との関わりを強要することはできないと思いました。
『そうか、わかった。』
マメさんはしばらく考えた末に、
ゆっくりと立ち上がって歩き始めました。
あぁ、本当に私たちは終わったんだ。
マメさんのことを考えたら、こうするのが1番いいんだ。
巻き込んじゃいけない。
巻き込んじゃいけないんだ。
でも…
『マメさんビックリマーク
 
私、それでもマメさんと一緒にいたいビックリマーク