親の愛情を確かめたい一心で、
マメさんと共に地元へ行くことにしました。
地元へ向かう新幹線の中で、私はとても緊張していました🚅
『今度はどんな言葉で罵倒されるんだろう』
自分やマメさんを否定されることに、恐怖心がありました。
実家の最寄りの駅に着き、
実家まで歩いて30分ほどの道のりを、マメさんと歩いて向かうことにしました。
不安でいっぱいになり、隣を見ると、
『大丈夫だよ』
と、ニコニコ笑っているマメさんがいました。
『田舎だって聞いてたけど、たしかに緑がいっぱいなんだね❗️
キャンプ場の匂いがする😆』
…
……
………キャンプ場😂
…この、都会っ子がー‼️
と思いました😤
(キャンプ場の匂い…しそうですか?)
2人でたわいもない話をしながら歩くこと30分、
私の実家が見えてきました🏡
心臓が、バクバクしました。
震える手で、インターホンを押しました。
『はーい💕』
他所向けの、明るい母の声がしました。
『華奈です』
『……』
インターホンの音声が、切れました。
そして、玄関の扉が開き、
母が出てきました。