お見合い開始1時間。
この方は良い人そうだなと思い始めた時、鈴木さんから驚くようなことを聞かれました。
『カナさんは、結婚したらいつから僕の実家で暮らせますか?実家の敷地はとても広く、離れとして夫婦で住む家も建てられます。もともと土地がある分費用も少なくて済む。悪い話ではないと思う。』
少し返答に困った私を見て、
『カナさんは、相手の実家に住むことをどう思いますか?』
と聞いてきた鈴木さんは、悪気のない少年のような表情でこちらを見ていました。
『ご両親にお会いしたことがないのでわからないですが、絶対にダメというわけではないです。ただ、仕事をすぐにはやめられない可能性があるので、そうなると通勤に2時間半ほどかかってしまいます。』
『そうか、よかった〜!
結婚したらすぐに来ないといけないわけではないですし、はじめはカナさんも今の職場があるでしょうから別居して週末婚、私の地元に転職でき次第一緒に住むというのも良いですね』
結果的に、鈴木さんは人柄は悪くないのでは?と思い2回お会いしましたが、引っかかることがありお断りしました💦
なんというか…
私は状況によっては、相手の親御さんと住むことが許容できる場合もあると思います。
ただ、それは夫婦2人で話し合って、意見を出し合って決めること。
鈴木さんの要求はあまりに一方的でした。
私は住む土地には拘りませんし、専門職のため鈴木さんの地元でも職はあったでしょう。
でも、
私が仕事を辞めて当然
私が鈴木さんの地元に引っ越して当然
という鈴木さんの姿勢は自己中心的に思えて、結婚生活で沢山のことを話し合って乗り越えるには、適切な相手ではないかなぁと感じました🤔
結果的に親との同居を選択するかどうかよりも、私にとってはそこに至るプロセスの方が大事だったのです。
私にとって環境を変えることは大変なことだということを、もっと理解してくれる相手がいいと思いました💦
まぁ、誰しも自己中心的な部分は必ずあるので、程度の問題だと思います。
またひとつ、勉強になったお相手でした😊