大学に進学し、一人暮らしを始めた私は、心にぽっかり穴が空きました。
毎日一緒に過ごしていたマリも、ヤスも傍にいない。
2人だけが私の心の支えだったのに。
これからどうやって、辛いことを乗り越えていけばいいのだろう。
もちろん、2人と連絡を取っていなかったわけではありません。
特にヤスとは、なんと6時間もの長電話(当時はSkypeを使っていました)を頻繁にしていたり、物理的な距離が離れても、心は依存したままでした。
大学でも友人はたくさんできましたが、ヤスに対する依存はとても大きなものでした。
しかし、私たちは一度「恋人にならない」という選択をしていたため、お互いに別の相手を見つけ、大学生活の間にお互い数人と付き合いました。
そして、大学卒業間近の時、2人とも恋人と別れたタイミングが合ったのです。