私が子どもを産まない本当の理由

 

今日の記事は、カナのひとりごとです🌸

お付き合いいただける方だけどうぞ😊

 

 

 

 

 

私たちが子どもを持たず、夫婦二人の人生を歩むことに決めたのは入籍直後のこと。

今も時々、その選択について、さらっと異議を唱えられることがあります。

『子どものいる人生は、味わったことがない幸せを感じられるよ』

『カナは絶対にいいお母さんになれるのに』

『育った環境が悪くても、カナが子どもを虐待するなんて絶対にありえないよ』

いろいろな言葉で、子どもを産むことを勧められます。

しかし、私の心の奥まで響くことはあまりありません。

それは何故なんだろう…と、ぼんやり考えました。

 

 

 

 

 

大前提として、私が最も良く知っている母親像は、もちろん自分自身の母です。

母はかつて、

「あんたさえ産まなければ、お母さんの人生はまともだったのに」

「私の人生を返して」

と、私に恨み言を言っていました。

私は当時まだ中学生でしたが、心に深くのしかかり、その後自分の存在を肯定することができなくなりました。

 

 

 

 

 

私は、そんな母親像しか知らない自分が、自らの子どもに同じような想いをさせてしまうのが非常に怖いです。

もちろん、細心の注意を払えば世代間連鎖は起こらないかもしれません。

でも、その保証なんて、どこにもないじゃないですか。

確実に世代間連鎖を絶てる唯一の方法は、子どもを産まないことでした。

自分の母が私を産んで後悔している姿を見て、親子関係に希望が持てない…それが、「子なし」を選択するわかりやすい理由です。

 

 

 

 

 

実は私は、心の底から『子どもが欲しい』と思ったことが、ただの一度もありません😳

友人の子どもを見ればかわいいと思いますし、一緒に遊んで楽しいですし、素敵な家族だとも思うんです。

でも、それだけでお腹いっぱいです。

 

 

 

 

 

私はかなりの怖がりで、予想できないことが起こることに恐怖を感じます。

何事にも綿密な計画を立て、起こりうる最悪のシナリオも全て想像し、何が起こっても対応できるように身構えます。

人からは、完璧主義だと思われているでしょう。

 

 

 

 

以前、親子関係で悩み、カウンセラーの方にお世話になった際、

「それは幼少期に世の中が安全な場所だって親から教えてもらうことができなかったからだよ」

とご指摘を受けました。

幼少期に身体に埋め込まれたその恐怖心は、なくすことがかなり難しいもののようです。

しかし、子どもがいると予想を超えることが毎日山程起こるわけです。

急な体調不良で仕事を急に休まなければならないこともあるでしょう。

そんな生活を楽しめる方もいらっしゃるでしょうが、私は子どもを育てることを想像した時、幸せな感情よりも恐怖心の方がずっと大きいのが現状です。

 

 

 

 

 

子どもを産まない理由の根底には、確かに、そういったことがあります。

しかし最近になって、本当はそれとは別の、もっともっと大きな感情があることに気がつきました。

これは、私の人生最大のわがままなのですが…

 

 

 

 

 

一回きりの人生、

一度だけで良いから、

大切な人の愛情を誰にも邪魔されず独り占めにしたい。

これからもずっと、マメさんの一番大切な人であり続けたい。

それが、私の最大の希望であり、子どもを産まない本当の理由です。

 

 

 

 

 

人から見たら、バカみたいな話かもしれません😂

『そう思えるのなんて、新婚の間だけだよ』

『夫婦の愛情はいつまでもは続かないよ』

『子どもを産めば、子どもの母親として唯一無二の存在になれるんだから、それでいいじゃん』

実際にこれまで私が言われて来たことです。

でも、私が求めていることは、子どもを介して夫との関係が持続することではないんです。

愛情が続くかどうかわからないのなんて、夫婦に限ったことではないですしね。

親子の間にも、愛情が生まれない可能性は十分にあります。

幸せは、子どもの有無では決まりません。

 

 

 

 

 

むしろ、いつなくなってもおかしくないのに、夫婦間の愛情がいつまでも続いていく。

夫婦2人だけだから、いつでも終わらせることができるのに、ずっと大切であり続ける。

そんなことに、私は深い幸せと大きな価値を感じています。

 

 

 

 

 

結局のところ、私自身がいつまでも子どもでいたいんですよ。

親から愛されなかった、親に甘えることができなかったその分、今全力でマメさんから愛情をもらっています。全力で甘えています。

そしてマメさんの一番大切な存在だと実感することで、精神的な安定も得られています。

今のこの環境が、私にとっては一番安心できるのです🥰

 

 

 

 

 

ただし、これはあくまでも私のわがままなので、

『マメさんにとってはどの形が一番良いんだろう🤔』

と思うことは度々あります。

そういう時は、うじうじ悩まずマメさんにその疑問をぶつけます。

すると、毎回同じ答えが返ってきます。

『俺は、カナが元気で幸せでいてくれたら、どんな形でも幸せだよ』

何年経っても変わらないマメさんの答えに、またひとつ安心を重ねます。

 

 

 

 

 

この選択を10年後の私たちがどう考えているのかは、今はまだわかりません。

最良の選択だったと思っているのか。

それとも、後悔の気持ちがあるのか。

どちらであっても、私たちが自分で選んだ道です。

『こんな人生もありだよね』

そう言って、二人で笑っていられるといいなと思います🥰

ひとつだけ確かなのは、目の前にいる今現在のマメさんを誰よりも大切にしていきたいという、その想いだけです🌸

 

 

 

 

 

もしも、このブログが10年後もまだ続いていたら、その時の気持ちを改めて綴ってみようかな✨

以上、カナのひとりごとでした!

お付き合いいただきありがとうございました☺️

 

 

 

 

 

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